2016年
04月08日

NIPPON VISION MARKET 滋賀 小川顕三陶房のしごと

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渋谷ヒカリエ8階の 8/にて、

NIPPON VISION MARKET 滋賀 小川顕三陶房のしごと

が開催されています。

会 期 2016年3月29日(火) – 2016年4月25日(月)
時 間 11:00 – 20:00最終日は17:00まで
事前申込 不要

日本の六古窯の一つである信楽焼。歴史は古く、奈良時代に「紫香楽宮(しがらきのみや)」の瓦を焼いた事が始まりと言われています。
小川顕三は、この歴史ある信楽に生まれ、父である菱三陶園三代目小川青峰のもとで信楽焼を学び、1993年に小川顕三陶房を開窯。息子の記一と共に信楽焼の器をつくり続けています。

窯の中に舞う灰が器にかかる事で、釉薬を掛けたように変化するなど、自然の力や素材を活かした味わいのある焼き上がり方が特徴でもある信楽焼。中でも釉薬を使用しないで焼成する「焼き締め」の技法は、信楽焼らしさを感じる魅力の一つでもありますが、一方で器に水分がにじみやすい性質もあります。

この性質を、釉薬を研究することで改善させた小川顕三。「信楽らしさ」と「使いやすさ」を両立させた器を生み出しています。その顕三から技術や伝統を継承した記一は、信楽焼の土味を生かしながら、多彩な釉薬を使用し、現代の生活に馴染む器をつくっています。

時代の変化を意識し、使い手や生活の事、そして「信楽焼らしさ」を考え続ける小川顕三陶房。

ふたりの器を是非、店頭でご覧ください。

http://www.hikarie8.com/d47designtravelstore/event/2016/03/nippon-vision-market-2.shtml より文章引用(一部敬称略)